近年、職場のパワーハラスメントやメンタルヘルスの問題が社会で大きく注目されています。
その分野の第一人者として活躍するのが社会医学系研究者の津野香奈美(つの かなみ)さんです。
今回は、津野香奈美さんの学歴や経歴、専門分野について詳しく調べてみました。
一緒に見ていきましょう。
【何者】津野香奈美さんのwikiプロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
氏名 | 津野香奈美さん(つの かなみ) |
現職 | 神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科 教授 イノベーション政策研究センター 教授(兼任) |
専門分野 | 社会疫学、精神保健学、健康行動科学、産業保健、公衆衛生学 |
資格 | 看護師資格、博士(医学)、博士(保健学)、公衆衛生学修士(MPH) |
著書 | 『パワハラ上司を科学する』(筑摩書房、2023年) |
年齢 | 40代前後(2025年時点推定) |
津野香奈美さんは、職場のいじめやパワーハラスメント問題、職場メンタルヘルスに関する研究を10年以上続けている社会医学系の研究者です。
特に「上司と部下の関係性」と「健康への影響」に注目し、科学的な根拠に基づいた研究成果を多数発表しています。
著書『パワハラ上司を科学する』は、2023年のHRアワードにノミネートされるなど、職場のハラスメント問題を科学的に分析した貴重な一冊として評価されています。
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津野香奈美さんの経歴まとめ

津野香奈美さんの経歴がこちら!
年代 | 活動内容 |
---|---|
2013年 | 和歌山県立医科大学医学部衛生学教室に講師として着任 |
2017〜2018年 | アメリカ・ハーバード大学公衆衛生大学院に客員研究員として滞在 |
2019年 | 神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科に所属開始 |
2024年4月〜 | 同大学院教授・イノベーション政策研究センター教授(兼任)に就任 |
津野香奈美さんは、2013年に和歌山県立医科大学で教員としてのキャリアをスタート。
そこからアメリカの名門・ハーバード大学での客員研究員経験を経て、2019年より神奈川県立保健福祉大学大学院に所属しています。
現在は教授として研究と教育に取り組んでいます。
国内外の研究拠点で経験を積み、10年以上にわたって職場のメンタルヘルスやハラスメント問題の科学的解明に取り組んでいることがわかりますね。
津野香奈美さんの学歴まとめ
津野香奈美さんの学歴は、日本を代表するトップレベルの大学での学びと研究に支えられています。
年代・内容 | 詳細 |
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東京医科歯科大学 卒業 | 医学部を卒業し、医療の基礎をしっかり学ぶ |
東京大学大学院 医学系研究科専門職学位課程 公衆衛生学専攻 | 公衆衛生学修士(MPH)取得。健康の予防や社会全体の健康課題に関心を広げる |
東京大学大学院 医学系研究科博士課程 修了 | 博士(保健学)を取得。社会疫学や精神保健学の研究に力を入れる |
和歌山県立医科大学 博士(医学)取得 | 医学博士号も取得し、医学と保健学の両面から研究を深化 |
津野香奈美さんは、看護師資格も持っているため、実際の医療現場の視点を活かした研究も得意としています。
医学・保健学・公衆衛生学の幅広い知識と資格を組み合わせて、職場のパワハラや健康問題の科学的解明を目指されています。
津野香奈美は結婚してる
SNS上での投稿から津野香奈美さんは既婚であることが確認されています。
しかし、夫の氏名や職業といった個人情報は一切公開されていませんでした。
夫婦で協力して育児をしているようですが、投稿には「夫が育児疲れでノイローゼになりかけた」ともありました。



旦那さんの育児への負担が大きかったのかな?



育児をめぐるリアルな苦労が伝わってくるね
津野香奈美の子供は3人!
津野香奈美さんの発信によれば、津野香奈美さんには3人の子どもがいるとのこと。
しかも、津野香奈美さんがフルタイムで大学教授として勤務するときに、3度の出産・育児を経験しています!
出産ってそれぞれに産前・産後の回復も違います。
3回ともタイミングによっては研究発表とか学会シーズンと重なってたかもしれなません…。
その中で大学教授という立場を築きあげたのは、本当に尊敬しかありませんね。
まとめ
今回は、社会医学系研究者として注目を集める津野香奈美さんのwikiプロフィールや経歴、学歴についてまとめました。
- 津野香奈美さんは、職場のパワハラ・メンタルヘルス研究に10年以上携わる第一人者
- 東京医科歯科大学や東京大学大学院で医学と公衆衛生学を学び、博士号を複数取得
- 和歌山県立医科大学やハーバード大学での研究経験を経て、現在は神奈川県立保健福祉大学大学院の教授
- 『パワハラ上司を科学する』など著書もあり、研究成果を社会に還元するコンサルティング活動も活発
職場のいじめや長時間労働、ジェンダーや健康格差など、津野香奈美さんの研究テーマは今の社会にとてもマッチしています。科
学的根拠に基づく解明は、企業や自治体が働きやすい環境を作るうえで欠かせません。
これからも津野香奈美さんの活動には注目していきたいですね!
一緒に最新の研究動向も追っていきましょう。